うちにいたにゃんこ達も死んじゃって、仕事もやめたので、今まで行けなかった長期(海外)旅行に行けるようになった!とは言うものの、10年以上ご無沙汰だったので、いきなりハードな旅行は不安!ということで、「おまかせで安心!(?)」な、クルーズで「(海外)旅行のリハビリ」することにしましたw
40年来の友人夫婦も一緒に行こうという話になり、いろいろ検討していたのですが、ダイヤモンド・プリンセスなら「アメリカ客船」だから英語環境だろうけど、日本人も多いだろうし、リハビリには手頃だろう(?w)ということで、2025/9/4発10日間の南国リゾート 沖縄・台湾クルーズに申し込みました。
3月いっぱいでの退職が決まってすぐに検討を始め、友人とメールで相談しながらコースを決めたのが3/22。その時点で同じルートのコースの9/29発のはキャンセル待ちになっていたので、「それでは一緒に9/4発を申し込もう!」ということにして、いつも使っている阪急交通社から申し込んだのが3/23の11:30頃、14:00頃に友人から連絡があり、阪急交通社の申込みはキャンセル待ちになっていたので、JTBで同じコースを申し込んだと・・・うちが阪急交通社枠の最後の枠を埋めちゃったのか?!とりあえず、取り扱いの旅行会社は違うけど、同じツアーが申し込めてよかった! (^.^;)
なお、乗船中、船内アクティビティーのことをfacebookに投稿して発覚したのだけど、何度もダイヤモンド・プリンセスに乗っている常連のお友達が、9/29発のコースに乗る予定とのこと!もし、キャンセル待ちになっておらず、僕らも9/29に乗っていれば、船上でバッタリということになるところでした!!
プリンセス・クルーズ(「ダイヤモンド」の他にも、「サファイア」だの、「ルビー」だの、「エメラルド」だの、いっぱい客船がある)には、3つの料金プランがあるらしいので、比較してみたところ、友人夫婦もうちも、お酒をよく飲むので、$15までのドリンク1日15杯までが含まれている(他に、1人1デバイスのインターネット接続などのメリットもある)「プリンセス・プラス」パッケージがお得だろうと、このパッケージにしました。(なお、申込後にプラン内容の変更があったので、上記は僕らが申し込んだときとは多少変わっていますが、ほぼ同じ)
結果、これは大正解で、ほとんどのドリンク(=酒w)は、$15以下でしたし、結構飲んでいたのですが(注:レストランでのワインは無料の範囲に入るClubMedと違い、プリンセス・クルーズではレストランでのドリンクオーダーも有料)、さすがに1日15杯には届きませんでしたので、$20までのドリンクを無制限に飲める「プレミア」パッケージ(インターネット接続も1人4デバイスまでつなげる)にしなくても十分でした!w
さらに、インターネット接続の制限は「同時接続数」だったようで、どうしても(スマホからPCになど)切り替えたいときは「デバイス切り替え」という機能がありました。多少面倒なことを我慢すれば、十分でした。(乗船中、どうしても必要があって、何度かデバイス切り替えをすることになりました orz)
他にも、「カジュアルダイニング」(申し込み時の条件は「クルーズ中2回まで」)も、それで十分だったし・・・
結局最後までよくわからなかったのは「クルー・アプリシエーション(チップ)」が(プラス、プレミアパッケージには)含まれているということ(その分の金額をパッケージ代金として徴収しているということ?)だったのですが、船内(明示的に「チップ制」とありました)でチップを渡している人を見かけたことが一度もなかったことです。
まさか「スタンダード」を選択した人が皆無ということ(あるいは、あまりにも少なすぎて、チップを渡している人遭遇しなかったということ?)なんでしょうか??
アメリカのクルーズ会社だけあって、船内の雰囲気は(日本人が圧倒的に多かったとはいえ)、非常に「アメリカっぽい」感じだったので、こちらは逆に飲み物を持ってきてもらったときなど、「チップを渡したくなる(のに不要)」違和感を感じました。(まぁ、久しくアメリカにも行っていないので、最近のアメリカのチップ事情もわからないのですが・・・)
ダイヤモンド・プリンセス、乗客数2700のうち、今回日本人は2000人弱くらいだったかな?あとはアメリカ人とかカナダ人とかオーストラリア人とかが多かったようです。
さて、オールインクルーシブのClubMedには何度も行っているし、ClubMedのクルーズ船ClubMed2にも乗ったことがあるので、同じように「おまかせで楽だろう」くらいに高をくくっていたのですが、準備をしていると、なんだかずいぶん大変なことに・・・なにしろ、情報が多い!多すぎる!! orz
参考にしようと、経験者のブログなどを見ても、いくつもいくつも見つかるだけでなく、どうも船の状況も変化しているっぽくて、最新の状況がどうなんだか、よくわからない・・・ (^.^;)
それなら「本家」はどうかというと、これまた情報が多すぎて・・・まずは「メダリオンアプリ」をインストールしろと・・・
このアプリ、結構いろんな機能があって、船上では結構役立った(特に、今回のように別家族と一緒に行動するには、ものすごく役に立つ!!)のですが、異常に「重い」ので、使うのもなかなか大変でしたし、初見では特に非常にわかりにくかったです。いや、初見だけじゃなくて、最後までよくわからない部分もあったなぁ・・・ orz
・仲間の現在地がわかる!
・チャット機能もある
まぁ、チャット機能については(いちいち立ち上げるのに時間がかかる「重いメダリオンアプリ」よりも)、今回のメンバーはみんな「プラス」パッケージに入っているので(=インターネットに繋がるので)LINEのほうが楽だったりしましたが・・・(メダリオンアプリは船内ネットに繋がれば、インターネット接続がなくても使えるので、プラス、プレミアムパッケージに入っていなくても使えるのが利点ですが・・・)
他にも、船内のイベント予定が全部(乗船前から)表示できたり、レストランの予約が(これも乗船前から)できたりなどなど・・・
とは言うものの、経験者にとっては早い段階でいろいろわかって、準備もでき、レストランも予約しちゃえるので良いかもしれないけど、初心者には厳しかったです (-.-;)
ClubMed2の経験もあり、いろいろな情報でも、「(豪華?)クルーズ船」には「フォーマルナイト」があり、その日はみなさん「着飾った衣装で参加する」という認識はあったのと、事前情報で「プリンセス・クルーズでは10日の航海ならフォーマルナイトは2回ある」らしい(さらに言うと、「フォーマル」以外にも「ホワイト」だとか、「イタリアン」だとかみたいな「テーマ」のある日もある?のかな??)とのことだったのですが、アプリのおかげで船内イベントが全部わかっても、「どれがどういう日なのか?」というのがほとんどわからなくて、せっかくの事前情報を活かすことができませんでした orz
さて、レストランに関しては、ダイヤモンド・プリンセスには以下の5つのメインダイニングがあるのですが、
- Pacific Moon Dining Room
- Santa Fe Dining Room
- Vivaldi Dining Room
- Savoy Dining Room
- International Dining Room
どうやら、上の2つは”Walk-in”と書かれていて、予約もできない(予約用のUIが出てこない)。まずは一番下の(全部メニューは同じとのことでしたが、一番メインっぽい?)International Dining Roomに予約を入れてみたところ、別の日にはInternationalの予約ができなくなってしまった・・・(これが、結局最後までよくわからなかった orz)
VivaldiとSaboyは、複数日の予約ができたので、それで全行程予約入れておいたのですが、後になって船内アクティビティのスケジュールの兼ね合いで予約変更(というか、予約が埋まってしまっていたのか予約修正できず、Walk-inに行ったりなども・・・)することになりました。
あと、面白いなと思ったのは、預け荷物(チェックイン時に渡しておけば、船室まで運んでくれる)につける「荷物タグ」も、サイトにログインしてプリントアウトできるのですが・・・
送られてきた「日本発着クルーズ アンサーブック」(B5サイズだけど76ページもある!この説明書にしても、情報量多すぎ!!)によると、上記ページ(しかも、よく見ると、「日本語を選択するとエラーになるので、英語で使え」などと・・・)に書かれているURLからログインした先には、説明に書いてある”Luggage Tag & Travel Summary”というリンクが見つからなかった! orz
結局、わからないので(アメリカの会社だし)”Luggage Tag & Travel Summary”をキーに英語でググって、アメリカのサイトを見つけて、そこからプリントしたんだけど、後でわかったんだけど、このアメリカサイトは日本在住者向けではないので、関係ないんだとか・・・(そのわりには、ちゃんとログインもできたし、データは入っている)
準備段階で、このアプリで「やらなければならないこと」は、結構多く、各自の顔写真を登録したり、居住地などの情報を入力したり、パスポート情報を登録したり(パスポートの顔写真ページをアプリで撮影するだけで、パスポート番号なども全部登録された)、支払い方法(=クレジットカード番号)を登録したり・・・たしかに、これで重要な情報の登録はすべて完了するのだけど、こりゃITに疎い人には辛いだろうなぁ・・・ (^.^;)
後でいろいろと「なるほど!」とわかってきたのだけど、この「IT化」に大きく関係しているのが「メダリオン」でした。
これは、乗船するともらえる(「事前に自宅に送る」オプションもあるというので、試そうと思ったら、アメリカ在住の場合のみでした orz)デバイスで、AppleのAirTagと同じくらいのデバイスです。
これが船内では個人の識別子になり、部屋の鍵でもあり、いろいろなところでの「お財布代わり」にもなります。
どうやら、これを検知する機能が船内に散りばめられているらしく、その機能を使って、上にも書いた「仲間がどこにいるかを検知する」機能にもなっているようですし、「船室の鍵」としては、「部屋のセンサーに『タッチ』」するまでもなく、「部屋の前にいる」(部屋に近い位置にいる)だけで解錠されます!(ということは、部屋に入る気がなくても、近くにいるだけで他人が入れてしまうというわけで、ちょっと怖い気もしますが・・・ (^.^;))
「お財布代わり」として、バーで注文するときにも「端末にタッチ」するのかと思いきや、部屋番号を聞かれる(だけの)場合が多かったので、嘘の部屋番号を答えられらたらどうするのだろう?と思ったのですが、スタッフの端末に部屋番号を入力すると、アプリで入力した顔写真が表示されるらしく、そこで確認しているようです。
さらに、部屋番号を聞かれなかったときもあり、さすがに顔なじみになって顔(と部屋番号)を覚えられたのか?とも思ったのですが、前述の通りメダリオンの位置情報を検知しているので、バー内の端末を見ていると「バーの近辺にいる人の顔写真一覧が端末に表示されている」のではないかと思われる画面が見えたように思います。
船内のランドリーのトークンも、メダリオンタッチで購入できるし、いろいろな船内アトラクションの「追加料金」もメダリオンで、最終的な精算もアプリから登録したクレジットカードにチャージされるので、本当にすごく便利でした。
「お財布代わり」というか、「どこにいるかを検知」する機能のおかげで、アプリから使える「オーシャンナウ」サービスで、どこにいても(シアター内だけは、あまりにも混雑しすぎているためか不可)お酒などのデリバリーが可能というのも、素晴らしい機能だと思います。
バーが近くになくても、座っている場所までお酒を持ってきてくれますし、食事を運ばせている人もいっぱい見かけました。(もちろん「現在地」じゃなくて「部屋にデリバリー」というのもありますし、そういうのもいっぱい見かけました)
IT化のおかげで、すごく便利な半面、船内でスマホが手放せないというのは、ちょっと悲しいことでしょうか・・・
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