タヒチの海の魅力は、透明度がよく、大物が多いという点だ。私が潜ったこの日も透明度は4?50メートルだったと思う。Kazuさんにくっついて必死だったから、あんまり周りを見る余裕はなかったが、それでもナポレオンやサメが見えた。(大物しか目に入らなかった(^.^;))
水温は26℃くらいだった。その後、何回かタヒチで潜ったが、ウェットスーツではなくナチュラルスキンと呼ばれるような薄手のスーツで大丈夫だった。(少し寒いと感じることもあったが、ウェットスーツよりは着脱が楽なのでこれで通してしまっている。)
後日・・・
だんな様と初めていっしょにダイビングをした時のこと、潜ってすぐに小さなサメがいた。私は、手をパクパクさせて、「サメがいるね。」と彼に合図を送った。彼も「了解」のサイン。私は「初めて潜ったのに、サメがいても動じないなんて、なんてすごい人なんだろう。」と、ちょっと彼を尊敬した。さて、ボートに上がってから・・・彼は「何もいなかったね。」「へっ?」私は愕然とした。「だって、降りてすぐにサメがいたから、『サメがいるね。』って合図したら、わかったって言ってたじゃない!」私がびっくりして言うと、「え?あれって、大きい岩があるねって言ったんじゃなかったの?」
あぁ、ダイビングでは言葉がなくても会話が交わせると信じていた私は・・・
Lesson1 | Lesson2 | Lesson3 | Lesson4 | Lesson5 |