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五月晴れの日曜日、第４回 Hakone Garden Festival が行われた。 家から車で１５分ほどの、サラトガという町に "Hakone Garden" と言う日本庭園があるのは知っていたけれど、「箱根まつり」があるのを知ったのは去年。それまで、 Hakone Garden 自体行ったことがなかったし、すっかり行くつもりでいたのに、当日起きたらあいにくの雨だったので、行くのを諦めたのだった。今年はその雪辱戦（?!）である。(^.^;) サラトガ自体、ワイナリーがあるほどの山の中なのだが、この辺りでは松竹梅で言うと松クラスの高級住宅街である。お店が並ぶダウンタウンからほんの少し過ぎたところに Hakone Garden はあった。道の両脇に車が停めてあって、駐車場がすでに満杯じゃないかと心配したんだけど（第二駐車場は、いったん町を通り過ぎてしばらく行かなきゃならないほど遠い）、私たちが着いた直後に出て行く車があって、なんとか停めることができた。駐車料金は、一日＄7。 起きてから何も食べていなかったので、まず食べ物を探して奥の方へ・・・って、売ってるのは焼鳥とカレーライス、カリフォルニアロールなどの入ったお弁当とスナック、飲み物程度。しかも、長?い行列が・・・ Kimiがどんどん行っちゃうので、横目で行列を睨みながら、奥の建物へ進む。ここでは生け花とかの催しをやっているらしい。外の広場状の場所では、これから鏡開きが始まる様子。そのあとは、沖縄舞踊（写真２段目右）なども行われるようだ。 なにはともあれ、行列に並ばないと何も食べられないと思ったので（この時点では、飲食物の売り場が一つだと思っていた）列の最後に並ぶ。Kimiが値段を見に行って、焼鳥が１本＄3、２本だと＄5、カレーも１ボウルだと＄3で２ボウルだと＄5と調べてきた。並んでいる途中で、鏡開きが始まったので、Kimiは写真を撮りに列を抜け、お酒のコップを持って戻ってきて、「この間のSF桜祭で見た、サンフランシスコ領事（写真上右の真ん中の人物）が鏡開きしてたよ」と教えてくれた。おまけに、「お弁当は隣のブースで、しかもそっちはほとんど並んでない」と言うので、Kimiはそちらに並んで、お弁当とビールをゲット。私もすぐに焼鳥とカレーを買って、周りを見回すと、Kimiはちゃっかりイベント広場の前の椅子席を確保している。たまたま「ここが空くからどうぞ」と譲ってもらったらしい。ラッキーな奴(^.^;) 焼鳥は、この手のはどれもおんなじで「テリヤキソース」でべとべとだし、カレーは甘くて冷めてたけど、お腹が空いてればなんでもごちそうさっ！沖縄舞踊が始まったので、何気なく見ていると、なんだか見覚えのある顔が・・・あっ！Mitsuwa マーケットの中のみやび亭のオヤジさんではないか！なんだかいつもより、凛々しいぞ。(^.^;) ふと見ると、まだお酒が余っている様子なので、今度は私が取りに行った。今度の方がコップに並々入ってる。(^.^;) お腹も一杯になったので、探索に出かける。 杜若の群生のそばの池には、蓮が開いてるし、亡くなった祖母の好きだった楓も植えられていた。歩いていくと、見事な藤棚にびっくり!!遠目だと白く見えたが、近づくと白と紫の藤が交互に植えられていた。白の方が香りがあるようだ。 「箱根禅堂」と書かれた木造の建物には、袈裟を着たお坊さんもいらした。裏手に見えるマゼンダ色のツツジ（写真下右）は、琉球ツツジだそうだ。普通のツツジよりもずっと大きくて、花がアジサイみたいにまとまって咲いている。しばらくしたら、お琴で「おじいさんの古時計」を弾く音が聞こえてきた。