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先日近くの Mountain Winery で喜多郎のコンサートがあったので、お昼から Kimi に迎えに来てもらい、夕方まで彼の会社にいて(アメリカはこれが許されてるからいいなぁ)、コンサートに行ってきた。(うちは車が一台だし、私が運転できないので、夕方からお出かけのときは、時間節約のため彼の会社に行ってたりすることがある)

いや?、すっごくよかったです!!!
野外コンサートは初めての経験だったんだけど、彼の音楽にはぴったりだったんじゃないかなぁ。

ワイナリーまでは、Yahoo Map によると、会社から30分ほどだったんだけど、渋滞に引っかからなかったので、わりと早く着けた。んがっ、ワイナリーの入口入ってから、駐車場までが長かった?!細い山道を延々のぼっていく。途中シマリスに遭遇したり、ほんとに山のてっぺん。幹線道路からそれほど離れていないのに、『鹿出没注意』の看板は出てるし、こんなところにワイナリーがあったのね・・・

喜多郎の曲って、今までそれほど真剣に聞いたことがなくて、BGM程度に聞き流してただけだったんだけど、ステージはやっぱり迫力がある。ビジュアル的にも、彼だけじゃなくて、バイオリニストとか、照明とかがすごくいいし、特に今回は野外、しかもワイナリーだったので、雰囲気がとてもよかった。

喜多郎が、背景の、古びた蔦の這うワイナリーのシャトーとともに、ライトアップされ浮かび上がる。彼は、シンセサイザーを弾き、和太鼓をたたき、笛を吹く。そして指揮者となって、バイオリンやパーカッションや、キーボードを歌わせ、私たちを彼の世界に導く。
夜が更けて、空には星が瞬き、下界には町の灯りが煌く。周りから聞こえてくる虫の声と、彼の音楽がハーモニーを奏でる。

クラッシックじゃないからしゃちほこばってる感じじゃないし、アイドルの時みたいに、周りにつられて立ち上がってペンライト振るでもなく、途中でワイン取りに出てくやつとか、途中からどやどや入ってくるグループもいて、マナーとしては最低かもしれないんだけど、ワインと素敵な音楽に酔いしれた夜だった。
コンサートって、こんなに楽しめるものだったのね。
★普通、コンサートって撮影禁止なので、カメラを持っていかなかったんだけど、今回はチェックなし。さすがにフラッシュ焚く人はいなかったけど、ビデオ撮影してる人は何人か見かけた。景色もきれいだったし、持って来ればよかった!残念!!