Med に到着したのは7時くらいか?ビレビレだからお出迎えはないかと思っていたが、前述の通り、ツアーと一緒だったせいか、しっかりとしたアリベが出ていて、ちゃんとウェルカムドリンクも準備されていた。ここで1人
$7 のタクシー代を払い(僕は $2 チップもあげたけど、他の人はあげていなかった様子で、不要だったのか?)、荷物を下ろしたところを確認している間に出迎えの中心人物、スポーツチーフの
LP が説明。なかなか慌しい。
まずは玄関を入っていった先の左にあるレセプションでチェックインを済ませて、玄関に戻り、荷物の確認。チェックインで支持された「番号」を荷物に書く。荷物は、部屋の目の前ではなく、この番号のディーポに運ばれるという仕組み。
カンクンと同じように滞在中は手首にテープを巻く。Pamela は足首につけた。
部屋は C1057 で、まだ来たばっかり風のフランス人レセプション GO が部屋まで案内してくれた。車の中で
Club Med バッジから付け替えておいたClub Mad バッジ(GM バッジ)を見て、慣れていると判断されたようだ (^-^;)
C 棟は、中心から左右に ABC と DEF という風に並んでいる一番端の建物ではあったのだが、トータル客室
298、1棟が3階建てという規模のこの村では、そんなに遠くない。しかも、後で判明したのだが、我々の部屋はダイビングシャーックの目の前で、逆に我々にとっては最高の部屋だった。
建物は、赤、黄、緑に着色されたコロンバスアイランド風、部屋のレベルはMoorea
並?でも、部屋にはテレビ(しかも、バカンス村内放送ではなく、一般の番組用で、HBO
まで写るという、まるでアメリカのモーテル状態 (^.^;))もあるし、エアコン付だし、持ち手が熱くならないタイプの壁埋め込み式ドライヤー付(Moorea
にもドライヤーがついたのだけど、壁に埋め込まれた本体からホースを通して熱風を送るので、熱くなるのだ (-.-;))、もちろん電話もついていて、バリなどのバカンス村と同様、暗証番号を貰ってかけるタイプ。でも、電話料金はチェックインのときに、「すごく高いですから」と注意された (^.^;)(1分
$6 くらいだったかな?)あとは、普通の村と同様、クローゼットの中に電子ロックのセーフティーボックス。シャワーはもちろん(?)湯船なしの狭いものだが、面白いのはシャワールームに結構使える棚がある。棚といえば、洗面所の脇にも細かい棚があって、分類整理に便利であった。洗面所は水の流れが良くない (-.-;)
さて、前述の通り、荷物は1棟に2つくらいづつある荷物置き場に運ばれてくる。はずれのこの棟、我々の荷物が来るのは6番置き場。荷物が重いから、部屋が1階だったので助かった。(しかも、6番からもそんなに遠くない)部屋に入って、待つほどもなく、外にトラックの音がして荷物到着。
予想よりも早めに到着したので、急いで荷物をほどき、洋服類をハンガーにかけたり、荷物を棚に入れたり、貴重品を金庫に入れたりして、しっかり「夜の衣装」に着替えてから余裕で(とは言っても
8:30 頃だったろうか?)ディナーへ。
到着時に出迎えてくれた GO の服装から、今夜のドレスコードは多分エレガント、そうじゃなかったとしても
Black & White だと判断して、Kimi は黒のパンツに黒の柄のついたシャツ、Pamela
は出発直前に見つけ出してきた、大昔の黒の超ミニ、イケイケワンピース。
しっかーし!ディナーへの道のりはかぎりなく遠い!??
Pamela がヘアブラシを出そうと、洗面道具入れを開けると、中はリンスの蓋が開いていてベトベト・・・ (-.-;)
「そんなもん、洗うの後にして、さっさと準備しろ」とせかして、Pamela が化粧をしようとポーチに手を伸ばしたところに(らしい、こっちはトイレに入っている間だった (-.-;))、「キャァァ??ッッ!!」っと、世にも恐ろしい悲鳴がっ!!
慌ててすっ飛んで行くと、いつのまにか部屋の内側に 10cm もあろうかという蛾がとまっていた。叩き潰すには大きすぎるし、手ごろな新聞もハエタタキもないし、時間もないので、トイレのゴミ箱のビニール袋を引っぺがしてきて、テーブルから落ちたりしながら、なんとか捕獲に成功。
そう言えば、洗面台には蟻んこがうようよいるし(一匹ずつ殺したってキリがないんだってば!)、蚊も飛んでいるし、それなりに虫は多い様子。夜は電子蚊取りをつけっぱなしにすることにしたが、頼みの綱の「30日間取替えいらず」が半分くらいしか残っていなかった。そこで、昼間はつけないように(Moorea
みたいに多いところでは、昼間からつけておかないと効果が薄い)などの工夫はしたが、さすがに最後まで持たなかった。
良く見ると、むちゃんこ壊れている網戸を直して、やっとディナーにに出発。
チェックインのときにくれた封筒の中に入っていなかったので、「この村は(昔みたいに)タオルカードもホワイトカードもないんだねー」などと暢気なことを言っていたら、中に入っていた説明書を良く読むと、これらをもらうために、レセプションでアカウントを開かなければならないと書いてある(チェックインの時に済ませろよなー (-.-;))。というわけで、しっかりクレジットカードも持って、準備万端出発したのだが、途中で
GM バッジを忘れてきたことに気がついた。
まぁ、部屋も近いし、時間もないし、後で取りに来る事にして、今日初めてのまともな食事を食べるためにいざ鎌倉へ・・・
レストランに到着すると、レストラン手前脇のスケジュール表によれば、今日のテーマは予想通りエレガント。レストラン入り口でいつもの通り、アニメーターが入院患者という格好でベッドに寝ていた。点滴は酒ビン (^.^;)一緒に写真を撮ってから、レストランに入ろうとすると、「コンバンワー」とか「アリガトー」とか声をかけられた。なんで日本語知っとんねん?? (^.^;)
レストランには、シングル専用のエリアもあるあたり、さすがはアダルト村のシングル村だけのことはある!これは(多分)初めての経験。
食事は寿司あり(なんでやねん? (^.^;))、山盛りのカニありの豪華メニュー!これも、多分グランバフェだろうと想像しながら食べたのだが、後で確認したら予想通り!! (^-^)/
寿司はシーチキン、カニカマ、カッパ、サーモン(?)などの巻物オンリーだが、わりとまともそうな醤油もガリもある。酢飯ではあったが、巻きがきつすぎて硬い。
他に、大きなボールいっぱいのイミテーションキャビアも発見したし、スモークサーモンのスモーク度合いが美味しい!!入り口付近にあるブッチャーのコーナーにはビーフウェリントンもある!!そういう美味しいメニューを食べながら、もちろんカニをたらふく食ってしまった (^-^;)
失敗は、カニ酢がなかったことと、カニスプーンがなかったことか? (^.^;)せめて、オイスター用の小さなフォークでもあればまだしも、あの巨大なフォークでカニを食べるのは非常に難しい。(ちなみに、ズワイ)
同じテーブルは、アメリカ人カップルとカナダ人カップルの2組。彼らの話を聞いていたら、どちらもダイバーらしい。さらに、JOJO
というイルカの話をしていたので、そう言えば、さっきの封筒の中に入っていた説明になにかあったなと(ちゃんと中身を全部持ってきていたのだ (^-^))読んで見ると、群れを離れた野生のイルカらしい。www.jojo.tc というホームページまであるらしいとは、先のカップルの話。(さらに、www.turksandcaicos.tc というのもあるらしいという話をしていた)
例によって、二人でビール+赤ワイン1本飲んで、カニをたらふく食ったので、おいしそうなデザートが並んでいたのだが、さすがにお腹いっぱいでパス。
夕食後、持ってきたクレジットカードでアカウントを開き、ホワイトカードとタオルカードをゲット。ここで一旦部屋に戻り、Club
Mad バッジをつけて、ショーを見るためにメインエリアに戻った。
ショーは夜の10時スタートと、ちょっと遅目。さすがは18歳以上のみのアダルト村だけのことはある。
バーで飲み物を頼んで、グラスを持ってシアターへ。
今夜の内容はサーカス。と言っても、カビラのように空中ブランコのみではなく、GM
が出ることもなく、結構本格的。途中には、アニメーターのピエロ的出し物(キャバレーショーでおなじみ)などもあり、ジャグリングなんかも上手で、まさにちゃんとしたショーの形態をなしている。後から、サーカス専任の
GO がやっているとわかって納得したが、もっと後からわかったことには、サーカス
GO以外の GO もかなり出ていて、しかもそれがかなり本格的にうまかった。
ショーの後は、お決まりのクレイジーサイン。これがハンズアップのみで、あっけないと思ったら、シアターからすぐ外のプールサイドに場所を移して、再びダンス開始!これが、結構長いんだ・・・30分くらいは続くかな?
このバカンス村は、結構暑いには暑いんだけど、風がすごく強くて、湿気が少ないのか、風が吹いてくると非常に涼しくて過ごしやすい。だから、風があまり通らないシアターでのダンスを少なくして、こういう風の通る場所でやるのだろう。非常に合理的だし、非常に良かった。
Pamela が「ふつー初日からこんなに踊らないよー!」って言うが、Kimi
は「いや、初日に頑張って、このバカンス村の踊りを覚えるのじゃ!」と言う。しかも、Kimi
は、「この曲の後は、みんなで輪になってディスコになだれ込むパターンだ」と直前に見切って(←さすが踊る宗教の信徒、慣れとる・・・(-.-;)<陰の声)、タイミング良くバーに引き上げた。
バーでは Kimi はマルガリータ、Pamela はビールを頼んだ。バーチケットを買うときに「ビールは高いよ」って注意されたのだが、やはりダンスの後は喉が乾くので、ビールが一番。仕方がないじょ・・・ (-.-;)確かに、この村では概してアルコールの値段が非常に高めで、特にビールの割高感が強い。(一方、ブティックは割安な感じがする)
しばらく飲んでいたら、スポーツチーフの LP が来て、我々のバッジを見て、「Kimi
と Pamela?」っていう感じで、名前を確認。さらに「明日、日本の曲でクレイジーサインするから、絶対に来るように」と言って去っていった・・・
さすがに初日だし、そろそろ引き上げ(とは言っても、ダイビングが中心となった今回のバカンス村では、毎日割と健康的な時間に引き上げることになったのだが。いや考えてみると、Pamela
と一緒に Club Med に行くようになって以来、夜更かししなくなってしまったような気がするが・・・ (-.-;)(←それっていいことなんじゃ・・・?<陰の声))。
部屋に戻ってから飲むウーロン茶用に水のボトルを買って、部屋へ。
氷は、製氷機がないので(と、この時点では思っていたが、実はあった (^.^;))、バーで貰って帰ったのだが、バーにビニール袋がないので、使い捨てのペコペコのプラスチックコップ2個に入れてくれた。おかげですごーく少ない (-.-;)
部屋に戻って、持参した容器に(同じく持参した)水出し用のウーロン茶葉を入れ、ペットボトルの水でウーロン茶を作り、シャワーを浴びてベッドに入ったのは1時頃。非常に長かった1日が終了。