6/23(金)その1

憧れの(?)Club Med Turkoise は、去年も同じ時期に予定していて、急に行けなくなってしまった雪辱戦でもある。
Turkoise というバカンス村はもちろん、Turks & Caicos という場所自体、日本ではほとんど知られていないんじゃないだろうか?
バハマよりも南、ハイチ、ドミニカ共和国のすぐ北に位置する、イギリス領西インド諸島である。面白いことに、イギリス領と言いながら、公用語は英語(あ、それはあたりまえか? (^.^;))、公用通貨は米ドル、車は左通行なんだけど、走っている車は左ハンドルばかりという、非常にアメリカの影響を強く受けていると思わせる場所であった。

6月23日(金)
Kimi の日本出張や San Diego 出張が重なったため、結局出発前夜というよりも、出発当日に荷物詰め。それでも Pamela は3?4時間寝られたが、Kimi は1時間も寝ていない。4:00 起きで迎えのリムジン(セダン)は 4:30 に来た。
San Francisco 空港到着は予定よりもやや早く、5:15 頃だったが、アメリカンのカウンターにはすでに結構長い列ができていた。僕等が受け付けてもらったのは、やけにシャカシャカした動きのアジア系男性。「荷物は自分でパッキングしましたか?」という質問に、Pamela が「はい、2個です」と答えてしまったので、普通はもう1つ質問される「知らない人から荷物を預かっていませんか?」という質問をされなかった・・・ (^.^;)(←ラッキーじゃん<陰の声)

前日、念の為に Web で確認したとおり、便名が予約時と変更になっていた。Miami まで、約5時間のフライト。Miami と San Jose の時差は3時間なので、8時間後の到着ということになる。なお、Miami と Turks & Caicos の時差はなし。
Miami で(荷物はそのまま最終目的地まで運ばれる)乗り継いで、Turks & Caicos、Providenciale 空港までは約2時間。合計7時間(時差を含んで10時間)のフライト、国際線ならお酒が飲めるけど国内線では有料だし(映画を見るのにも、ヘッドホンが$5 も取られる有料)、Miami からの「国際線」も、短いフライトだから飲み物だけど、お酒が出るわけではない(頼めば出るのか?? (^.^;))(←まぁったくぅ!旅行ってったら、行く時からお酒でしょ。やっぱり・・・<陰の声)
飛行機の中では、Pamela は、持っていった本を読んだり、ポケステの「どこいつ」で遊んだりしながら時間をつぶした。前日ほとんで寝ていない Kimi は、飲み物や食事のサービス時、Pamela が起こす以外はずーっと寝っぱなし。
Providenciale での入国審査では、目の前の担当官がすごーくうるさそうな、怖そうな顔のおねーちゃんで、前の人達も非常に時間がかかっていたのだが、ギリギリのところで、隣のレジデンス用の列が開いて、「こちらにどうぞ」の声がかかった。こちらのおばちゃんは、人懐こそうな感じで、非常に速かった!「ここへは初めて?」、「Club Med?」、「Working か?」などの質問に「はい、はい、はい」と Pamela が答えてしまって、慌てて "Not working!"、"For vacation!!" と訂正する羽目に・・・ (-.-;)(←そのくらい小気味のいいテンポだったのじゃ<陰の声)

出口を出ると、Med の係員(GO ではなさそう。現地スタッフか?)が荷物のタグ(去年つかえなかったものを取ってあって、つけて来たのだ (^-^;)/)を見ながら(さらに言えば、日本の Club Med バッジもつけていた :)ツアー客かどうか確認作業をしている様子。ツアーではなく、ランドオンリーだから、村までバスに乗せてもらえないか聞こうとすると、さっとリストを確認している。ちゃんとランドオンリーの GM リストも(何時に到着するか、どこから到着するかはわからないだろうが、他にやってくる手段もないんだろう (^.^;))持っていたのだった。
確認が済むと、「そこのタクシーに乗れ」と指示され、1人 $7 だという。どうも、このタクシー自体、Club Med と提携しているらしく、完全にそこらに流しているものというわけではない様子で、初めからビレビレ用に用意している、ないしは、ツアー客も同じ手段でバカンス村に行く様子。(実際、出村はツアー客と一緒に、このタクシーに乗って来た。もちろん、ツアー客の場合は $7 は払わない)
そういうわけなので、乗合タクシー状態で、他の2組のカップルと一緒に乗って、全員が当然 Med まで、15分ほどの道のり。途中、所々にスーパーマーケットなどはあるけど、ほとんど何もない感じ。いかにも「センター」という付近(そのあたりに本当に「センター」と名前のついているものが多いのだ)ですら、ずいぶんと閑散としている様子。イメージ的に、ビンタンを思い出した。
途中、大きく曲がるところで、まるでお城のような(Las Vegas で言えば、エクスカリバーを小さくしたような、日本で言えば、ラブホテルのような (^.^;))建物があり、「あれだったらどうしよう・・・」などと冗談を言っていた。曲がるときに見たら、なんとカジノだった (^.^;)

タクシーは現金だし、良く考えてみれば、結構現金が必要だったかもということに気がついたのだが、アメリカの感覚で、トータル $100 ちょっと(正確には$160 くらいだったかも?)しか持ってきていなかったので、ちょっと心配になった。
(しかも、バカンス村に着いてみれば、ランドリーも US$ だし、スロットマシンはあるし、コイン式のビリヤード台はあるし・・・ (^.^;))(←もしかして、Pamelaにスロットマシン使わせないためにわざとお金置いてきた??<陰の声)

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