12/24/2001(月)

朝 9:00。荷物のことを問い合わせてみようと Kimi に電話してもらったが、9:00-11:00 の間に届く、と言う自動メッセージになっていた。
6:30 に起きて、お風呂に入ったりしていた Pamela は、内心きっと 11:00 になっても届かないんだろうなぁ、と思っていたのだった。

本当は、何度も「状況チェック」をして、相手にプレッシャーをかけないといけない(ということを、今までのアメリカ生活で学んだ (-.-;))と思っていたのだが、自動メッセージで「9:00 から 11:00 の間」と言われてしまっては、ここで係員につないでもらっても「11 時まで待て」と言われるだけに決まってる (-.-;)
仕方がないので、この入力などしながら(昨日のクレーム係りの話を信じれば、予定では 10 時に入手できることを期待していたのに)11 時まで待って、案の定来ないので、速攻で電話!

ところが、この自動メッセージ、音声認識で、なかなか発音を受け付けなかったり、長々と質問に答えないと先に行かないシステムの上、やっと係員につながるところに来たと思ったら、いきなり話中なので、かけなおせというメッセージが出たり、それすら出ずに、単に話中音になるだけ!! (-"-;)

これでは、いつまでたってもどうにもならないと思い、Pamela に部屋で荷物を待たせておいて、空港のカウンターに直接掛け合う事にした。(やはり、この手段を選んで正解だったと思う (-.-;))

昨夜のミスにより、携帯のバッテリーが少ないので、なるべく無駄に使わないように気をつけながら(なにしろ、この体制では連絡を取り合うのが非常に重要)、まずは一度ホテルの Pamela に、まだ荷物がきていないことを確認して、クレイムオフィスに入る。

ちょっと怖そうな感じのおねいちゃん(おばちゃん? (^.^;))だったが、わりと真剣に親切に対応してくれた。
まずは、「状況はどうなってるの?」と聞くと、コンピューターを調べてくれて(昨日のクレイムの時も、同じようにコンピューターを調べて、Santa Barbara にあることがわかった。そういうシステムは確立されているらしい)、その荷物は「シアトルにある」(!!)と言う!! (-"-;)

「冗談じゃない、こっちはタヒチに飛ぶんだから(今夜とは言ってないが :p)今すぐ荷物が必要なんだ!」と文句を言うと、「あ、いやいや、シアトルじゃなくてSanta Barbara だ」という、どっちにしてもすぐによこせってんだ!! (-.-;)(と、彼女も「どっちにしても、状況は同じだけど」って言ってたけど・・・)多分、これは Santa Barbara の SBA と Seatle の SEA を見間違えたのだろう。

そこで、さらにしつこく「どっちにしても、すぐよこせ!」と迫ると、(多分)Santa Barbara に電話をかけてくれて、今度は「すでに送り届けた」と言う (-.-;)こっちは「まだ来てないぞ!!」とさらに文句を言うと、今度はデリバリー会社に電話をしてくれて(って、こうやって書くとかなりスムーズに進んでいるように見えるが、途中で番号がわからず、あちこち調べてくれたりして、結構時間がかかった (-.-;))、結局「今、デリバリーするから、10 分後に行く」と言う。

そこで、とりあえず Thank you と言って、そこは引き下がった(というか、そこではそれ以上はどうしようもない)が、外でPamela に電話して、このままホテルに戻っても10 分後に(どうせ)来なかったら、また電話が通じないので、戻ってくる羽目になると判断して、そこで 15 分待つことにした。この時点ですでに 12 時 (-.-;)
そして、15 分後に Pamela から電話をもらったが、ベルデスクに確認してもまだ来ていないと言うので、さらにもうちょっとだけ待って、もう一度文句を言いに行った。

クレイムオフィスは結構混んでいて、列の後ろで待っていると、携帯が!!
荷物が届いたのかと思ってあわてて出ると、なんと今日行くことになっていた San Diego の友人からで 、もう San Diego に向かっていると思って電話をくれたらしい (^.^;) この時点で 12 時半くらい。
電話をするために、一旦オフィスの外に出たので、再びオフィスに入って列に並びなおしたところで、Pamela から電話が入り、ベルデスクから届いたと言う連絡が入ったと言う!!もうちょっと遅れていれば、あのおねいちゃんに文句を言う羽目になっていたところであったが、間一髪おねいちゃんセーフ ;p

そこで、ホテルに戻るために、Marriott のシャトルを待ってみたのだが、なかなか来ないようなので、時間ももったいないから、タクシーを使うことにした。
こっちも、あまり近いので、「行ってもらえるかな?」と外から声をかけると、「こっちは3時間も待ってるのに、たった $5 のところに行くのか!」とものすごい文句を言いながらも乗せてくれた。乗車拒否をしないだけ偉いのだが、乗ってからもしつこくぶちぶち文句を言いながら、ものすごい乱暴運転でホテルに向かった (-.-;)
あまりにもかわいそうだったのと、怖かったので、$8 の料金だった(なんか、細工したのかもしれないが、おまけのチャージがついていたようなのだけど、$5 じゃねーじゃん! (-"-;))が、$5 のチップをやった (-.-;)

すぐに部屋に戻って、さっと準備をしたのが 1 時頃、それから急いで San Diego に向かったが、出発時点で 1:20 くらいにはなっていただろうか? (-.-;)
計画では、とっくの昔に友人の家についているはずだった時間だ。

途中でちょっと道を間違えたが、なんとか無事 San Diego 到着。
なにやら、造成中という感じの禿げ山の中に、忽然と高級コンプレックスが出現。その中にある友人の新築豪邸に到着したのは 3 時過ぎから 3 時半であったはず。

早速豪邸の中をいろいろ見せてもらって、猫と犬を見せてもらって、あこがれのホームバーでシェーカーを振りつつ、友人が作ってくれたオードブルを食べた。
エジプシャンマウの方は、人見知り、ソマリのほうは人が来ても全然平気と言う、面白い対照的2匹。どちらもリュウと違って、鼻の高い、アメリカ猫の顔。

そういえば、ウサギのラビちゃんを見かけなかったがどうしたのだろう?怖くて聞けないよなぁ・・・ (^.^;)

あまり時間もなかったし、材料の制限もあったのだが、カクテル5?6 種類、合計 10 数杯は作っただろうか? (^-^;)/
あっという間に時間になり、友人に行き方を聞いて、太田鮨へ向かう。

これも、彼女が言うにはここから 30分だが、「San Diego 式運転」での話 (-.-;)
出発時点で 5 時をちょっと過ぎており、僕の運転では危ういところだったが、ちょっとスピードをあげ気味にして、なんとか 5 分以内の Delay で到着 (^-^;)

それにしても、L.A. からここまで、片道 140 miles くらい。単に食事するだけのために、これだけ遠出しないよなぁ・・・ (^.^;)
いつも混んでいる駐車場もいっぱいあいていて、さすがにクリスマスはみんな外にでかけないのか?

案内された席は、太田さんがいれば、その目の前のはず、一番入り口に近い、カウンターの角で、Toshi さんという、一番格が上そうな板さんが担当。この人、しゃべりと言い、ものごしといい、太田さんとよく似た人だった (^.^)

まずはエビスをもらって、酒はよく見ると八海山でも久保田碧寿でも 4 合 $60なので、これなら SAWA の菊水 $45 と比べても、そんなに無茶な値段じゃない。(そう考えると、土曜日に飲んだ SAWA の八海山 1 合 $18 も、そんなに無茶な値段じゃないか? (^.^;))というわけで、久保田を頼んで、食べ物はお勧めコース。

前に、何度か続け気味に来たときには、お勧めコースの内容が同じようなパターンでちょっとがっかり感じたのだが、今回はがらっと変わっており、ある程度の周期で変えているのだろうか?やはり、ここの良さはここの良さだなぁ (^.^)/
それに、San Diego のウニはやっぱりうまい!!! あと、イセエビスペシャルにはしなかったが、いろいろ伊勢海老の料理が出てきて、とてもおいしかった。

太田鮨から戻るには、目の前にある 5 号の入り口からまーーーーっすぐ!405 に分岐して、そのままさらにまーーーーすぐ・・・で、空港の出口で出て、すぐにホテルへ・・・と、単純ではあるが、150 miles 近い距離の、2 時間近いロングドライブであった。
今日 1 日で 300 miles 近く走っており、朝の騒動(いや、前日から (-.-;))も含めて、結構疲れた。

とは言うものの、部屋で飲む水も必要だし(前日は部屋に置き水があったのだが、追加はされなかった)、何か飲みたいと思ったので、前日同様下のバーへ・・・
ところが!バーが閉まっている!!と、がっかりしたのだが、よくみるとスターバックスのカウンターが、バーになっており、酒も出している様子・・・というよりも、どちらかと言えば、小さなバーカウンターでスタバも出しているという感じなのだろうか? (^.^;)

ここで、コロナを 2 本と、水のボトルを買って、部屋に戻り、太田鮨で残って持ち帰った久保田などを飲んでから寝た。