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1997年12月27日から9日間で、San Jose ?L.A.?サンディエゴ?L.A.? Las Vegas ?L.A.? San Jose というハードな日程の、ドライブ旅行をしたことがあります。休みが取れたのもわりと急だったし、RYUを預けられるのがわかったのもぎりぎりになってからだったので、2週間くらい前からばたばたとホテルやショーの予約をして、どたばた出かけたドライブ旅行でした(^.^;)
詳しい日程は、
12/27 San Jose → L.A.(約350マイル)、28日 L.A. → San Diego (100マイルくらい?)、30日 San Diego → L.A.、1/ 1 L.A. → Las Vegas(280マイル)、3日 Las Vegas → L.A.、4日 L.A. → San Jose
で、移動移動の毎日でした(^-^;)

さて、L.A.からラスベガスへの移動当日、ダーリンが朝からひどい頭痛(-.-;)。ニューイヤーズイブのパーティーではしゃぎすぎたせいだから、自業自得なんだけど。夕方の6時にはシーザースパレス(ラスベガスのホテル)で、夕食とマジックが一緒になったマジカルエンパイアというショーを予約してあるし。ということで、無理やり出発。
途中のバース2にあるアウトレットで、慣れない靴を履いてきて歩きにくくなってしまっていた私のために、サンダル風の靴($20)を買ってもらい、ハンバーガーのランチを済ませて、出発したとたん、なんだこりゃ状態の大渋滞!!工事中だか何だかしらないけど、何も元旦からやらなくたって・・・ショーに間に合わないじゃない、と頭を抱える私達。数マイルの距離に、なんと1時間近くかかり、アメリカでこんな渋滞に遭ったのは初めて、とダーリンはうんざりした様子。
「時間がぎりぎり。間に合わないかもしれない。」げっ!せっかくおしゃれしてショーに行くはずだったのに、着たままのTシャツで行くことになるの、と憤慨していた私でしたが、それどころかショーもあきらめなくっちゃならないの?と、がっくりきました。
ラスベガスに着いてからも、ホテルまでの道は混んでいて、なかなか進みません。シーザースパレスに着いて、車を駐車係に預け、カジノの中を猛ダッシュ!駆け込みでチケットの窓口に着き、ダーリンが時間の変更ができないか交渉したところ、9時10分のショーに変更でき、やっと一安心。
宿泊するホテル(LUXOR というピラミッド型のホテルです)にチェックインし、部屋に入ったら豪華なスィート。ジャクージも付いてるし、ホテルのスパ用のバスソルトやバスジェル、ボディローションなんかもかわいい色のがどっさり。嬉しくなってジャクージを使ったけど、時間があまりなかったのでした(^.^;)(道路は、各ホテルのライトアップを見る人で渋滞してるし)

マジカルエンパイアは、10分ごとに20名ずつ位で入場します。まず、12星座の描かれた時計(?!)で、食事の部屋が決まり、ディズニーランドのホーンテッドマンションの様なエレベータで地下に降りると、古代ローマのカタコンベの様な造りになっていて、ローマの衛兵に案内されて、部屋に入ります。入口で渡されたメダルで食事の席が決まっていて、部屋には魔法使いと給仕の男女(この2人もローマ時代の衣装です)がいて、マジックを見ながら食事を楽しみます。食事が終わると、チャイニーズ風の小部屋でテーブルマジックを見て、次に、噴水などのある広場(地下ですが)に案内され、そこでも火を使ったショーがあります。ここで、他の部屋で食事をしていた人達と合流して、最後は、少し広めの部屋で大がかりなマジックショーを見て、おしまいです。食事もおいしかったし、ワインは飲み放題だったし、最後に見たペンドラゴンズも、マッチョなだんな様のからだの中から、これまたボディビルダーの奥様が突き出てくるマジックとか見られて、すごく楽しかったです。

来るときは Luxor からタクシーだったけど、帰りはモノレールと動く歩道を使って、街の見物がてら歩くことにしたら、ホテルの端から端まででも、ものすごい距離で、おまけにモノレールの駅がホテルの裏の方なので、迷路のようなカジノの中とかをあっちこっち歩き回って、帰ったときはくたくた。
もう一度ジャクージに入ったら、途中で寝ちゃいそうでした(^.^;)

ラスベガス2日目は昼近くまでぐてぐてして、夜の Mystere のショーチケットを引き換えにトレジャーアイランド(海賊をモチーフにしたホテル)に行き、4:00からホテルの前で始まるはずの海賊船とイギリス船の戦いのアトラクションを待っていましたが、強風のため中止。(90分おきに行われるはずのこのアトラクションは、結局この日強風ですべて中止。Mystere の時間以外毎回行ってみましたが、見られませんでした。(-.-))
シーザースパレスの中のフォーラムショップというショッピングモール(新横浜のラーメン博物館のように、屋内なのに空があって色が変わります)をウィンドウショッピングしたり、その中の噴水のショー(神々の石像が動き出す)を見たりしながら、Mystere までの時間をつぶしました。Mystere は専用の劇場だけあって、なかなか迫力のあるショー。(その後、同じ Cirque Du Soleil の”O(eau)"というショーも見ましたが、こちらはもう最高にお勧め!!!専用劇場が、湖から舞台へと一瞬のうちに変わり、幻想的なダンスや歌、サーカスとの相乗効果でムード満点!!一緒に見た友人は涙が止まらなかったそうです)

大渋滞だの、強風だのついていなかったラスベガスでしたが、まだこの後最大の不運が私達を襲ったのでした。(^-^;)
この日の夕食は、るるぶに出ていた北京楼というチャイニーズレストラン。入ったのが遅かったせいか、お客は私達だけ。でも、感じのいい女将さんが愛想よくもてなしてくれ、 「はじける料理」の中からホタテ貝を使った料理他2品くらいを食べ、満腹でホテルに帰る途中、レストランのモールを出る前に、分離帯の敷石(?!)が...
「あっ、この角度だと乗り上げちゃうぞ。危ない!!」と、心の中で私が思ったときにはもう遅く、ガガガガーと、嫌な音。真っ青になったダーリンが車から降りて調べると、本体は無事だったけどタイヤはパンク。(-.-;)
近くのガソリンスタンドまで、だましだまし運転して行ったら、「今、オーナーがいないからわからない。」と言われ、焦ったんですが、、AAA(JAFみたいな組織、この旅行直前に加入)に連絡したところ、30分位で来てもらえることになりました。(この時のAAAのお兄さん、夜中に突然呼び出され、丁寧に仕事してくれたのに、チップ渡さなくてごめんなさい。パニック状態で頭の中にチップなんて浮かんでこなかったんです。ハンサムだったのは今でも覚えてるんだけど・・・(^.^;))
でも、予備タイヤに交換してもらっただけなので、普通のタイヤにしないと家には帰れません。そこで、AAAに紹介してもらったスタンドに持って行ったら、「今夜は無理。タイヤを置いていけば、明日の朝7時10分に直せる。」ということなので、タイヤを置いてホテルの部屋に着いたのが、2時すぎ。
翌朝、7時30分に電話すると、「担当者がいなくて、わからない、(タイヤを)探してみる、1時間30分したら電話しろ」という返事。2回目に電話をしたら、「今からやる、30分待て」という返事。3回目・・・「あと、ちょっと」(-.-;)
結局、ホテルのチェックアウトぎりぎりに修理が終わり、なんとか出発。

L.A.からラスベガスまでの道の両側は砂漠が続く
シェラネバダ山脈が見える
NYがテーマのホテル、ニューヨーク・ニューヨーク
まるでエジプトのような Luxor
ピラミッド型のホテルで、夜はピラミッドの天辺から光が出る
(タワー型の普通の客室もある)

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