The End of the Second Millennium - The Year 2000
New Year's Eve Gala Buffet
Drecc Code: Elegant
Show: Bravissimo
Junkanoo
いよいよ大晦日、今日のランチはサルバドールさんのパスタが食べられてうれしい (^-^;)
昼プールサイドで寝ていると、 Kevin が Eric ともども、衣装をまとい、お盆にいっぱいのフルーツを持ってやってきた!普通はこういうのはアニメーターだけでやってる(か、スポーツチーフや、普通の
GO など)ことが多いのに、村長自ら働く働く!!
夜はエレガントなので、Kimi はバレンザの黒の上下に細い縞の白ワイシャツ、お気に入りのネクタイに派手なサスペンダー。Pamela
は上等な方の黒いドレスに薄いシースルーの長袖を羽織っていた。
メインエリアに行くと、Kevin は白いタキシードだった。
バー脇には、本物のシャンペンのボトル売りが出ていて、$80 くらいだったかな?せっかくだから、シャンペンのグラス売りでも飲もうと思って、バーで注文したら、ブルー
40 枚(2杯)とか言われて、耳を疑った!躊躇していたら、スパークリングワインもあるよと言われた。前日まで「シャンペン」という名前で飲んでいたのはこちらの方だったのだ (-.-;)
結局(当然?)、スパークリングワインの方を頼んだが、こちらはブルー 10 枚程度。せめて、カリフォルニアシャンペンくらいの味ならいいのだが、これは明らかにそれより劣り、砂糖水の味 (-.-;)
今日の料理は New Year's Eve Buffet なので期待していたら、いつも行列ができるコーナーにフォアグラのパティが出ていた。これが非常に美味しく、いっぱい食べてしまった!!
席に案内してくれた GO だったか、後から席にやってきた GO だったか、Kimi
に、もう(昨日のような)妙なダンスはしなくていいよと言われたが、いや、出演依頼されたので、今日またマジックをやるよと言った。
今日のワインは、いつものワインと違うボトルで、味も良かった。1ボトル飲みきってしまったら、GO
が新しいボトルを持ってきてくれた。テーブルにはシャンペングラス(ソーサー型)も用意されており、もしやと期待していたら、ちゃんとシャンペンのサービスがあった!味からするに、バーでブルー5枚で売っているスパークリングワインではなく、それなりに良いもののようで、Mumm
と書かれていたのをみかけたが、少なくともカリフォルニアシャンペン Mumm Cuvee
クラスではあっただろう。(ちなみに、クリスマスの時のシャンペンタワーのシャンペンもこのクラスの味)
今日のスケジュールは遅い方向にシフトしており、いつも9:30に始まるショーは10:00から。(ブティックなども時間が変わっていた)
でも、Chris に9:00に来てねといわれたので、その頃にはバックステージに行った。Pamela
は Kimi のメイクだけしたら、客席で見ることにしたので、取った席にバルーンを巻きつけておいた (^-^;)
ステージ衣装は、今日は元々エレガントな衣装を着てきているので、ベストだけを借りて、さっさとメイクをして出番を待つ。Kimi
の出番は3番目だった。
今日のショーは GO 達も初めてというか、慣れていないらしく、バックステージは緊張した雰囲気と、みんなで写真を撮る動きなどで、慌しい。僕としても、今日のような特別な日に出させてもらったし、Chris
が「私のショーに出て欲しい」という言い方をして、「(大晦日のスペシャルなショーなので?)美しくて、難しいものを」とリクエストされていることもあり、少なくとも美しい動きであるはずのダンシングケーンを絶対に失敗はできないとかなり緊張した。
毎回、プロダクション系のマジックではなんらかの不満点はあるのだが、さすがに気合を入れてかかっただけあってか、ダンシングケーンは自分としては文句なしの演技ができたと思う。
ともあれ、3番目だったし、片付けるものもほとんどないので、さっとダンケンをしまい、さっさとメイクを落として、服を着替えて客席に出てきた。今日はものすごい人数だったのか、通路まで人がいっぱいで席に戻るのに苦労した。
その後のショーは(最初からか? (^.^;))、いつもあるような、ビバパリ系のレビューショーで、美しいダンスが続き(各国語で歌う
My Way もあったが、やはり慣れていないのか、最後の1フレーズを歌う直前に暗転してしまうというハプニングも・・・ (^.^;))、フィナーレも美しく決まった。意外だったのは、フレンチカンカンの衣装が、フリフリのスカートではなく、現代風(?)ミニスカートドレスだったこと。これはこれでスポーティーというか、意外性もあってよかったが・・・
フィナーレには、Maki ちゃんや、セネガル出身のスリムなブティック GO が、全身タイツに金色のビキニスタイルみたいなもののついた、セクシーな衣装で登場。特に黒い肌のセネガル美女は非常に似合っていた。
ショーが終わると、そのままシアターでクレイジーサインからダンスパーティーに移行して、カウントダウンにもつれ込む。途中で鳴り物や被り物を配ったので、取ってきて、かぶりつつ、吹きつつ、ビデオを撮りつつ、カウントダウンまで踊るのは結構忙しい。
外人 GM 達は、やはり格好よいタキシードなどを着た人が多いが、日本人の中に一人だけ、ダンディーで目立つ人がいた。白いタキシードをびしっと決めた年配の男性で、メッド慣れしている感じ。他に目立つのは、ゆかたヤングガール軍団7人組!!そう言えば、去年もこのゆかた軍団と同じくらいの人数のゆかた姿を見た気がするが、どうも申し合わせて7人で来たわけでもなさそうで、日本人の若い女性 GM の間で、妙な「浴衣ブーム」でも起きているのだろうか??この「チーム」も、いつも見かけた3人組が2組と、もう1人がどういう「チーム」なんだか不明という組み合わせ。
カンクンの時にも同じようなことをやったが、あの時は12時を過ぎてからだったか覚えていないのだけど、12時を迎える直前20分前くらいから、各国の
GO 達がそれぞれの言葉で Happy New Year の挨拶を始めた。英語だと Happy New
Year は年が明ける前でもおかしくないのかもしれないが、日本語の「あけましておめでとう」という言葉は、どうも年が明ける前に聞くと違和感を感じる。(^.^;)
カウントダウンの瞬間は、ちょっと前から音響ルームで時計を告げ、シアターが暗転して新年を迎えた。前年のミレニアムの時のようなデジタル時計のデコレーションもなく、「21世紀」という瞬間自体はわりと平穏に迎えたが、にぎやかに鳴り物をならし、そこら中キスやハグの嵐で迎える新年はアメリカ的か?Kimi
と Pamela も、Katty さんや前日知合ったスイス人の女の子やらとハグしてほっぺに
Kiss !!
その後幕が開いたステージには(クリスマスに引き続き)再びシャンペンタワーが置かれ、バックには
2001 の文字の電飾が光る中、 Kevin とバーチーフがシャンペンを注ぐ。カンクンのトイレットペーパーからは想像できないくらい豪華な新年パーティーだった!!(^.^;)
フリーのシャンペン(Pier Hedshic と書かれていたと思う。少なくともカリフォルニアシャンペンクラスの味はしていた)を飲み終わったら、部屋に冷やしておいたブーブクリコとシャンペングラス(フリュート)を取りに戻った。グラスは、去年のように家から持ってきたのではなく、前日のうちにバーでシャンペン(実は安物のスパークリングワイン)を頼んで、そのまま(夜、最後の飲み物なので)部屋に持っていってしまったものだ (^-^;)
メインエリアに戻ると、ボトル売りしていたシャンペンを飲み終わった人が残していった、氷入りバケツがバー脇にころがっていたので、一つ拝借して自分達のシャンペンを入れて、ハーバーサイドのテーブルを1つ取って、そこでシャンペンを飲むことにした。
横には今日の Junkanoo に出かける人たちが船を待っており、今日はちゃんと1:00から船が出発始めた。
シアター後方では、このところ毎晩ショーの後に、キッチンチームがデザートなどを作っていたのだが、今日はパスタ(サルバドールさんもいた)やオニオンスープなどが出ており、オニオンスープがとても美味しかった。
ひとしきりシャンペンを飲んだら、ちょっとだけナイトクラブを覗いて、それから寝に戻った。