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12/31/1999(金)

いよいよタヒチに向かって出発だ!集合時間は11時だったけれど、7時半には起きてしまった。子供の遠足状態。(^.^;)レンタカーを返したり、Air Tahiti Nui のカウンターが見つからないことを考慮に入れ、早めに出発したが、9時半には空港に到着し、カウンターもすぐに見つかってしまったので、椅子に座ってチェックインを待っていた。すると、10時にはClub Med のジャケットを着たおねーさんが来て(早い!)、航空券を受け取ることができた。彼女はフランス語圏の人のようで、だんな様の着ていたValenza Poのベストを見て「フランス語が話せるの?」と(フランス語で)聞いてきた。私はその程度までなら理解できる(大学で、単位落したこともあって、3年間習ったんだけどね、その時に、将来これだけは覚えておこうと思って、「私はフランス語が話せません。」は覚えたの)ので、「フランス語は話せないの。」と答えた。

Air Tahiti Nui の受付も始まったので、早々にチェックインでき、だんな様のお財布がボロボロなのを思い出して、免税店に行ってみることにした。
あれこれ見ていたら、「どこへいくの?」と英語で店員のおねーさんに聞かれたので、「Tahiti」と答え、なおも物色を続けていると先ほどのおねーさんが、今度は日本語で、「日本の方ですか?」と聞いてきた。どうやらその時間に出発する日本便に備えて待機している日系の店員だったが、Y2K対応の為に、その日の日本便がすべて欠航になったので、私達を見てちょっとびっくりしたらしい。
Nina Richの紫の財布(女性用?)に決めて、免税店を後にした。どこかでメモ帳を売っていないかと、うろうろしていたら寄付集めのおっちゃんが近づいてきた。露骨に無視していると、「ばかもの、Sir」だって。ばかものはおまえじゃ?(-"-;)

ゲート前にメキシカンのお店発見!でも、さすがに午前中からお酒を飲むのはためらわれたので(^.^;)、12時になるのを待ってお店に入り、マルガリータとトルティーヤチップスを注文。「L.A.で一番マルガリータのおいしい店」と書いてあった通り、わりとおいしい(一番とは言えないまでも)マルガリータだった。
ゲートに戻ってみると、30分前に搭乗の筈なのにすでに搭乗が始まっていた。慌てて搭乗しようと思ったが、先ほど免税店で買った財布のことを思い出してきょろきょろしていたら、搭乗口の係員に手招きされた。免税品のことを聞いてみたら、この先だよと教えてくれた。なるほど、渡し所はほんとに飛行機の入り口脇だった。

出発時間になるかならないうちに扉が閉まって、飛行機が動き始めた。こんなに時間通りに動き出すのって初めて!
Air Tahiti Nui の機体は、東京便とL.A.便を自転車操業しているとは思えないほどきれいで、フライトアテンダントの制服(男性はグリーン地のシャツ、女性は茶色のスーツとパレオのようなドレス)もおしゃれで素敵!
機内食(夕食)は、私がビーフシチュー、だんな様が白身の魚のソテーだったが、まあまあの味。(Air Franceでワインとパンしか食べられなかったのと比べたら、かなりまともと言える(^.^;))
私達の列の担当だったおねーさんは、すごくかわいい感じの人で、私がお調子して、片言のフランス語とタヒチ語を使っていたら、すっかり話せるものだと思いこまれ、英語で話しかけてもらえなくなってしまった・・・(^-^;)食事の時に、2人とも赤ワインを頼んだんだけど、その前からだんな様が散々シャンペンを飲んでいたので、「シャンペン?」て聞かれて、ワインとシャンペン、両方欲しいと言ったつもりだったが、うまく通じなかった。(^.^;)(でも、結局身振りで通じたらしく、両方頂いた。)
そんな調子で、Air Tahiti Nuiの印象はとっても良かったんだけど、心配がただ一つ。こんな人数しか乗っていなくて、この会社潰れちゃうんじゃないだろうか。(この日の乗客数は、たぶん40人くらいだと思う。)

グリニッジ標準時のミレニアムの瞬間(太平洋上)も何事もなく無事に過ぎ、予定時間通りにPapeete到着!いつもは時間のかかるイミグレーションも、到着の人数が少ない為か、私達の出てきたのが早かった為か、すぐに終わった。荷物が出てこなくてちょっといらいらしたが(なにせ、カウントダウンまでは後何時間もないんである)、なんとか無事に受け取り外に出ると、Club Medの係員が待っていた。予想していたAir MooreaのではなくAir Tahitiのチケットを受け取り、すぐ横のカウンターでチェックイン。カウンターに並んでいたら、スポーティーなタンクトップとミニに着替えたかっこいいおねーさんが・・・Air Tahiti Nuiのフライトアテンダントだった。

この時点で、夜の8時。フライトは9時5分なので、少し時間がある。カフェでなにか飲もうかと、前回使った残りのパシフィックフランを数えたら900CFPくらいあったので、ヒナノビールを頼んだら、『2000年記念ボトル』だった。
嬉しくなってデジカメで写したりしていたら、隣でAir Tahitiのパイロットらしき人とスチュワーデスらしき人がサンドイッチを食べていた。このパイロットらしき人は、スキンヘッドに銀色の粉を塗っている!スチュワーデスらしき人の方は、金髪に金色の粉を振りかけてあって、手足も金色の粉で光っている!度肝を抜かれる頭じゃ?!!

Air Tahitiは、5分ほどでMooreaに到着。空港で部屋の鍵も受け取った。Club Medの客は3組6名。ミニバスで村までの暗い道をひた走る。30分ほどの道のりの、所々にクリスマスのイルミネーションが残っていて(ミレニアム用かも)きれいだったが、後は真っ暗なバスの中でしゃべっているのは、私達2人だけ。「ここがたしか、クック湾だよね?」「花火やってないね?」「あ!あのイルミネーションきれい!うちの方のとちょっと違うね。」とか、はしゃぎっぱなし。(^.^;)

10時頃には村に到着。出迎えのGOの中に日本人っぽい人を発見したので、名札を確認したら、日本人P.R.のKumiさんだった。ラッキ?!!(シドニーのえみ!様、感謝です。)
すぐにメインレストランに案内され、食事をしないと今晩食事できなくなると言われたが、機内でも食べていたし、さっさと着替えて、カウントダウンのパーティーに間に合うことの方が重要だったので、部屋に案内して欲しいと頼んだ。部屋までの案内もKumiさんがやってくれ、インフォメーションミーティング代わりにいろいろな話も聞けたので、これもラッキーだった。(5年前とほとんど変わらないと言うことだったが、その後、何点か変わったところを見つけた。)

部屋に到着して、荷物が来るまでに氷を取ってきたり(持参したシャンペンを冷やす為です)、顔を洗ったりして、荷物が届いてからは大慌てで着替え、10:45のカウントダウン開始ぎりぎりに準備完了!
ところが、ここからが大問題!
この部屋って、メインの建物から一番離れているのである。おまけに真っ暗。
シアターまで迷いに迷ってしまった。Kimi様は焦るけど、カクテルドレスにハイヒールで走れるわけないじゃない!!(-"-;)
おまけに、彼だけタキシードに付けていたClub Madバッジを落としてしまい(私は付けてなかったの。だって、カクテルドレスにつけるのはちょっとね、と思って)、最悪!たぶん、今年最後の厄だったんだろう。

それでもなんとか11時過ぎにシアターに到着。あとはカウントダウン!!
ブティックのMiwaちゃんにもあったし(そう言えば、最初に入ったレストランで日本人コックのMasaさんの顔も見た)、シアターに出演していたトラフィックGOのMayumiさんにも声をかけられたし、これでとりあえず日本人GO全員はさっそく認識。
日本人GMの方は、浴衣で目立っているグループと、妙にGOみたいにきまっていて、刺青を入れている(インスタントだと思っていたら、本物だったことが判明!)人を中心としたドレス系3人組みなど。
あと何日か早く着いてれば、仲良くなって話したり、もっと盛り上がれたんだろうなぁ、と、ちょっと残念。

グラス売り(サービスじゃないのぉ?と思っちゃった(^.^;))のシャンペンを飲みながら、カウントダウン!
タキシードとドレスじゃ、ものすごく暑い!Mooreaってこんなに暑かったんだっけ?おまけに湿気をすごく感じる。きっと、カリフォルニアがものすごく乾燥しているから、よけい感じるんだろうなぁ。日本からのときは、湿気少ない感じがしたもの。
カウントダウン後は、"Make a wish" といって、さっきMiwaちゃんが配っていた紙に書いた「願い事」をシアター後方に置かれた「木」のところに入れて、ビーチのほうでやっていた花火(さすがに、カンクンとは違って、お金掛けてるぞと思った)を見て、部屋に戻り、小あじの干物、貝柱の燻製などの日本的なおつまみとシャンペンで乾杯(^.^)v