7/17/2003 Thu
Show: Elvis Show
Dress Code: Free
Restaurant: Buffet Francais
Cocktail: ?

今日は早朝出発で、Les Saintes エクスカーション。6:45出発なので、5時半起床。

出発は港まで大きなバスで1台分くらい、結構な人数だけど、ほとんどがフランス人で、一部イタリア人、英語なのは多分僕らだけというわけで、ついてきてくれたエクスカーション GO の YVES 君は、フランス語とイタリア語はペラペラの様子なんだけど、英語がすごーくなまっていて聞き取りにくい。
それでも、特に Fort Napoleon なんかでは、ほとんど「専属ガイド」みたいにいろいろ説明してくれた (^-^;)

目的地は、フェリーで1つ目の港で、そのまま乗っていると、その先はドミニカ(共和国ではなく、別の島)経由で Martinique とかに行くので、パスポートが必要になる。
この島は、コロンバスが来たのがハロウィーンの数日後なので、Les Saintes だとかいう説明を受けたのだけど、そういう意味なのだろうか? (^.^;)

港から程近い教会の前で集合。帰りというか、昼食に行くにもここが集合場所になる。 この教会は、中の屋根が船の底のようになっている。8月15日に「ハリケーンを祝う」珍しいお祭りがあるとのこと。これは、1660 年ころのフランスとイギリスの戦いで、ハリケーンのおかげでフランスが勝ったからだそうだ。
教会の前を通りかかったおばーちゃんがかぶっていたのが、ローカルの帽子。Le Salako と言うものだそうだ。昔サトウキビプランテーションに連れて来られたインドの人達の影響があるらしく、マドラスチェックの布が付いている。現在でも Guadeloupe のインド系の人口は12% もあるとのこと。
まずは、ここから Fort Napoleon という、景色が良いところまで車で行き、歩いて戻ってくる。それから、また車で食事に行く。

le Fort Napoleon

Fort Napoleon の説明は、あまりに多いのでここでは省略するが、YVES は、ものすごーく詳しい。年代にしても、よくあれだけ覚えているもんだ!!
ここは中世の2回の戦い(対イギリス)の戦いの後、3度目の戦いに備えて建てられたのだそうだけど、その戦いは起きなかったので、実際に砦としては使われず、第二次世界大戦中に牢獄として使われたらしい。
水瓶の部屋もあり、15000 リットルの水が貯められているらしいが、この島には水源というものがないらしく、非常に重要なものだった様子。
この島に水源がないのは今でも同じであるわけで、隣の Guadeloupe の島から持ってきている(昔は船で、今はパイプライン?)んだそうだ。

ここから、Club Med のある島が見えるのだが、距離は 10Km とのこと。他にも、ドミニカ(共和国ではなく島)や、Martinique (90Km) も見える。
火山の島も見えるのだけど、いつも頂上は雲に覆われていて、一年のうち頂上が見えるのは15日程度だそうだ。

ここは漁業が盛んというか、この付近で一番漁業がうまいという表現をしていたけど、トビウオの巨大なみたいな「エキソダス」だから「エクソシスト」みたいな名前の魚の標本が不気味 (^.^;)
海の中にある、団扇状の海藻は、料理道具に使われるらしい。

一通り、博物館になっている砦の中を説明してもらった後は、外をぐるっと一周。イグアナを見たり、周りの景色を見たりした後、YVES 君は残りの人たちのケアをするので、僕ら二人だけで集合場所に向かって下り始める。

下る途中に(というか、この島全体にか?)なんか、ベンジャミンに似た葉の、リンゴの小さいような実がなる「毒の木」(ウルシ系か?)があるから注意とのこと。危険なので、幹にペンキで赤く塗ってある。でも、Fort Napoloeon から降りてくるときだけ特に、すごーく多かったぞ (-.-;) (後で、ホテルに行くときにもちょっとだけ見かけたけど・・・)

教会のすぐ近くに、素朴な魚市場。というより、単なる屋根つきの屋台みたいなものというか?! (^.^;) 野菜市場はもうちょっと大きいな (^.^;)
道が狭い!その上、やたら車が止まってる!!そこをガンガン飛ばすので、まるでディズニーランドのインディージョーンズライドみたいな感じ。道の周りには牛ばかりでなく、ヤギも多い。10分弱でホテルに到着。

昼食は、海のすぐそばの、すごく綺麗な感じだけど、小さなホテル、Le Bois Joli。早速プールサイドに行くと、先に来た連中がすでに泳いでいたりする。入り口すぐのレセプションの奥がレストラン、下に下りるとプールとバー。海岸の方は、岩の海岸らしく、あまりきれいな感じはしない。

早速、一杯3ユーロ5セントのビールを飲む! (^-^;)/ 結局、全部で $100 両替したユーロは、最終的に30ちょっと残った。1ユーロ $1 くらいの感覚でいたら、85 セントくらい。Club Med でのレートはものすごーく悪い (-.-;)

ホテルのミニバスで往復して運んでくるので、全員揃うのに時間がかかる。最後に乗ってきた YVES が、ウェルカムドリンクを運んでくれる。彼の雰囲気と動作はちょっとなよっとしていて、なんとなくおかまっぽい (^.^;)
しばらくプールサイドでのんびりしてから、レストランに移動し、魚料理。1品目、5cm 立方くらいの、ツナサラダを固めたみたいなもの。もしかして、これだけで終わり?って思ったら、さすがに2品目があった! (^.^;) 魚を焼いたもの。あと、デザートのアイスクリームは Club Med よりうまいぞ(^.^;) ロゼワインが飲み放題(?)の様子だったのは嬉しいけど、薄い 11.5% Club Med のワインも薄いけど、14% くらいじゃないか?それより、もっと薄い!!

食後、再び教会前までミニバスで移動。おみやげ物などを見て回る。土産物屋やアイスクリーム屋など、小さいお店が並ぶかわいい町だ。宝石屋さんの前辺りに首輪を付けた猫がいて、足元をすりすりする。すごく人懐っこくてかわいい。ほんとはなでこなでこしたいところなんだけど、万一病気を持っていて、Ryu に移るとまずいので触れない。ごめんねー
絵葉書を数枚買った。一枚30セント。クレオール料理の作り方や、カクテルのレシピが書かれた絵葉書もある。

帰りのフェリーではほとんど寝て、やっと到着したと思ったら、バスのトラブルらしく、みんなで港で代わりのバスを待つ。
待っている間に、YVES 君が水を買ってきてくれて、オフだったのか遊びに来ていたGO 達(ミニクラブチーフの Max 君や、ゴージャスなおねーさん他3名ほど)も、水を配るのを手伝っていた。
1時間近く待って、やっとバスが来たけど、道は大渋滞 (-.-;)
バスの中で YVES 君が回ってきて、今日はエクスカーションチームディナーをやるとのこと。スペシャルドリンクもあるらしいぞ!
途中、ちょっと雨が降ってきたけど、村に到着するまでにはやんだ。

6時半くらいには村に到着。今日は良く歩いたし、ちょっと疲れた。
部屋に戻ってみると、3時から5時まで停電するというチラシが入っていたが、今日は一日留守でラッキーだった。

夜の食事は French Buffet、服装は Free。
Pamela は、ブルーのノースリーブのアオザイだったが、僕は何を着たのだっけ?緑のシャツかな??
今日は(やっと!)ビーフウェリントンが出た。うまい。
YVES 君の言っていた「スペシャルドリンク」は、パッションフルーツのリキュールと、もう一種類似たようなものだった。結構うまい!

疲れていたので、Eddie 君のエルビスプレスリーをオープニングだけ見て寝る (^.^;)